今日は、「1ヶ月前に設定した目標を変えてもいいのか?」ということを書いていきたいと思います。
真面目な方ほど、「一度決めたら変えてはいけない」という信念も働いて、このような疑問が湧いてくることもあるかもしれません。
そもそも目標とは目的のためにある
目標とは、ある目的に向かって進んでいくときの目印のようなものです。
目的に向かって進んでいることを確認できるようなものが目標です。
ということは、大前提として、何らかの目的のために「目標」を設定しているはず、ということですね。
当たり前といえば当たり前です。しかし、不思議なことに人は悩んでいる時や迷っている時などは意外とここを混乱してしまうことがあるので、基本として押さえておきましょう。
基本的に目的は変更しない
目的は、コロコロ変わってしまってはあまり意味がありません。
目的とは、「何のためにやっているか?」という動機です。
この動機によって、「実現しやすい目標」か「実現しにくい、またはしたとしても苦労する目標」か、ということも変わってきます。
この動機である目的がしっかりわかっている場合は、ぶれたりしにくいですしモチベーションも自然と高くなります。
そして、目的は基本的には変更するような種類のものではありません。
目標は変更が必要な時はどんどん変更して良い
しかし、目標はというと、目的を達成するための目印のようなものなので、変更が必要な時はどんどん変更して良いといえます。
では、どんな時に目標を見直すとよいのでしょう?
具体的にどんな時に、目標をみ直す?
1週間ごと、1ヶ月ごとなど、短期でルーティンとしてチェックするのもよい
まず、これは「必要な時に」ではなく、ルーティンで決めといてチェックする習慣をつけておく、という案です。これは、これで便利ですね。
設定していた目標が難しすぎると気づいた時
また、設定していた目標をしばらく取り組んでみた結果、難しすぎてなかなか進まないという場合があります。これは、勇気を持って、少し下げましょう。
社会情勢があまりにも変わったと気づいた時
今の時代、いつ何が起きてもおかしくありません。
社会情勢、世の中、つまり環境の変化があまりにも変わった場合は、もはや先月に設定した目標が機能しないケースもあります。
これは、「大きく」世の中が変わった場合は、とくにスピーディに目標設定も変えていく必要があります。
また、普段から「小さな」変化にも敏感になっておくといいですね。
目的に対して、よりよい目標があると気づいた時
そして、もし目的に対して、よりよい目標があると気づいた時、これも迷うことなく目標を変えましょう。
実際に、目的に対しての目標は、何通りも存在するはずです。
そして、常に自分の外側も内側も変化を続けていますから、変化を前提で考えていくと「よりよい」目標というものに気づく頻度も高まるかもしれません。
むしろ、変更が必要かどうかは、常に忘れないでいたい視点
つまり、目的は1つでも、そのために設定した目標というのはあくまでも目印です。
変更が必要になっていないか、常に忘れずに意識しておきたいポイントです。
目的のためにこの目標でいいのか、見直しをしながらやっていこう
ぜひ、以前、設定した目標が、目的のために現在もまだベストであるのかどうか?という視点を持ちましょう。そして、その都度、見直しをしながらやっていきましょう。