もし自分の才能をもっと活かせたら、ビジネスでもっと成功して収入が増えるのではないか?と思う方は多いかもしれません。
そもそも、「ビジネスで成功」=「収入が増える」という定義かどうなのかは今日は置いておいて、才能を活かすことと収入が増えることの因果関係を見ていきます。
才能があっても収入が増えない理由
1、才能に気がついていない
2、自分のパフォーマンスと収入が直接的に連動しない環境にいないか?
3、収入が増える仕組みを実践していない
1、才能に気がついていない
もし、自分の才能に気づいていない場合、それでもたまたまその才能が活かせる仕事や働き方ができていればラッキーですね。
しかし、気がついていないがゆえに、才能を仕事において活かせていないとしたら、収入が増える増えないの前に、自分の才能を知る、活かす、ということがテーマになるかもしれません。もちろん、望むのならですが。
才能を活かせなくとも今より収入が増えるのなら全然オッケーという考え方もあるからです。
そうではなくて、自分の才能を活かすことと、収入を増やすこと、どちらも望む場合はさらに2と3を見ていきます。
2、自分のパフォーマンスと収入が比例しない環境にいないか?
収入がある程度、相場で決まっている場合、当たり前ですが自分が才能をどのくらい活かしているかによってすぐに収入が上がったり下がったりあまりしません。自分のパフォーマンスに関わらず、お給料が大体決まっているような場合ですね。評価システムや入社年、従業員全体のバランスのほうが影響が強い会社にいるような場合です。仮に才能を活かせていなくても評価があがり、役職が上がり、給料があがることすらあります。
この場合は、その環境の中でどうにかしようというのをやめて、その思考の枠の外でこのテーマを考える必要があります。
3、収入が増える仕組みを実践していない
これは才能を活かしつつも収入が増える仕組みをただ実践していないだけで、しようと思えばできる、という状態の人です。もしそうであれば実践すれば済む問題です。そうでない場合は、以下の2つのパターンに当てはまるかもしれません。
●収入が増える仕組みを知らない
これは知識面の問題です。収入が増える仕組みを知らない場合は、その知識を身につけるか、その知識を持っている人に手伝ってもらうか、など「インプット」していく必要があります。自分でビジネスをやっている人の場合だと、これは特に「マーケティング」の知識かもしれませんし、自分の才能を活かせるような「ビジネスモデル」を知らない可能性もあります。
●知識もある場合は?
もし、自分の才能を活かしつつ収入が増える仕組みの知識があって「実践しよう!」と頭では思っているのになかなかできないのなら、心理面からも考えます。
どんな心理的な理由でできないのか?
たとえば、何かが「怖くてできない」のか、何かが「めんどくさくてできない」のか、何かが「難しいと思っていてできないのか」など。
自分がどんな心理的ハードルで実践していないのかを見てみると、問題の本質の理解が深まると思います。
いかがでしょうか?
どうせ才能を活かしても収入が増えない!というわけでもありません。
かといって、才能が活かせれば収入が増えるに違いない!というわけでもありません。
冷静に考えれば当たり前のことですが、様々な視点から見ていく必要がありますね。