【着想シネマ】vol.07 映画「潜水服は蝶の夢を見る」から学ぶ【冷静さを保ち、自分自身を見失わずにいること】

月に1回、第3土曜日に配信中。インタビュアーとともに、セレクトした映画を題材に、そこから着想してお話をしていきます。

今回は、「潜水服は蝶の夢を見る」をピックアップ。

身体的自由を失った男性が、瞬きだけで自伝を綴ったという実話を、現代アート界の風雲児とも言われたジュリアン・シュナーベル監督が映画化。第60回カンヌ国際映画祭・監督賞を受賞した作品です。

原作は主人公のジャン=ドミニック・ボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説で、世界31カ国以上で出版され、ベストセラーとなっています。

公式サイトによりますと、

ジャン=ドミニクは3人の子供の父親。「ELLE(エル)」誌の編集長として、幸せで華やかな人生を送っていた。

ところがある日突然、脳梗塞で倒れ、「ロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)」になってしまう。身体的自由を奪われ、唯一動くのは、左目だけ。

そんなジャン=ドミニクに対し、言語療法士・アンリエットは、瞬きでコミュニケーションをとる方法を考え出す。そしてある日彼は、瞬きで自伝を綴り始める。

果てしない想像力と、記憶、そして生きることへの愛情でジャン=ドミニクは逆境を乗り越え、希望は少しづつ未来へと向かっていく……。

と書かれています。

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この記事を書いた人

M.Matsunaga